ほうじ茶のロールケーキと、プラムのタルト

梅雨入りしましたね。ムシムシ感が加わってきました。

実家のほうでは、蛍が見られ、カエルも大合唱。

以前名古屋から泊まりに来た友人は、「カエルがうるさくて眠れない」と言っていましたが、うちの子供たちのほうがよっぽどうるさい。

そんな季節は、一般的にお菓子屋さんはオフシーズン。

それでも毎日仕事に追われているのですが、新しいお菓子もあれこれ挑戦してみたくなるもの。

そんな中、2つ新作が出ました。

ほうじ茶ロール

<ほうじ茶のロールケーキ>

ここ2年程あたためていた構想が、やっと形になりました。

今までずっとバタークリームのロールケーキを作ってきたのですが、そろそろ違うタイプのものを作ってもいいよ、と自分が許してくれました。

配合は2年前からなんとなく決めていたのですが、つい最近これ!といったほうじ茶に出会い、完成に至りました。

銀座・うおがし銘茶の新茶のほうじ茶はお値段はお手頃ながら、袋を開けた時の香りがまるでミルクチョコレートのように甘く香ばしく、私の理想でした。(うおがし銘茶の煎茶も、どれも美味しかった。)

クリームは、一般的な生クリームではくちどけが柔らかく暖かすぎて私の理想ではなく、ある意味口どけの重さと舌に感じる冷たさがほしいことから、シャンティショコラブラン(ホワイトチョコレートを使ったクリーム)にしました。

ほうじ茶を煮出した生クリームとヴァローナのホワイトチョコレートを合わせて、2日間冷蔵庫で寝かせます。

スポンジは、粗糖の優しい甘みと風味が、ほうじ茶の香りを引き立てます。シャンティショコラと一体感があり、同じスピードで溶けるよう配合や焼成を調整しました。

なーんて色々書きましたが、何にも考えずにただ楽しんでいただければ嬉しいです。「なんでかわからないけど美味しい!」って言ってもらうのが嬉しいのです。

こちらはカット売りのみ。1カット¥400(税抜き)

プラムのタルト

<プラムのタルト>

こちらは今が旬のプラムのタルト。

プラムのどこに惹かれるかって、あの酸味と、色と、大衆受けはしないってとこ。(大衆受けしてたらごめんなさい。)

このプラムを、パイ生地のタルトにアーモンドクリームと共に詰め、シュトロイゼルと、アーモンドと砂糖(カソナード)の生地をかけて焼きます。

このアーモンドと砂糖の生地は、仏・アルザスの郷土菓子からヒントを得たもので、食感の楽しさと、シナモンとプラムの香りの調和が、このタルトの完成度を上げてくれているように思います。

この時期だけの美味しさをぜひどうぞ。

*今週金曜日から、ヘーゼルナッツのブランマンジェが出ます。