オペラと、ファーブルトン

新しいお菓子が2つ登場しています。

カテゴリーは、「私が追い求めるクラシカル」シリーズから。

一つ目は、オペラ。

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コーヒーのバタークリームと、チョコレートのガナッシュ、ビスキュイ・ジョコンドと、そのビスキュイに溢れるほど浸み込ませたコーヒーシロップ。

この4つの要素を一つでも外したら、私が追い求めるクラシカルなオペラではないのでありまーす。

このお菓子はパリ・オペラ座をイメージして作られたもの。

私はこのお菓子を、約5年追いかけ続け、作ってはやめ、作ってはやめ・・・。ようやく、ショーケースに並べることにしました。

コーヒーは主に山田珈琲さんのものを使用。そして深いワインのような余韻のある、また、スモーキーで落ち着いた風味のビターチョコレート(カカオバリー)のガナッシュ。

今まで、セオリー通りに作っても、どこがどうで納得がいかなかったのかは書ききれません。(書いてもきっとマニアックなのでなんのこっちゃです。)とりあえず、まずは1度、目を閉じてオペラ座を思い浮かべながら、pecheのオペラをご賞味ください。(6月いっぱいまでは作りますが、7月以降は暑いのでお休みするかもしれません。)

2つ目は、フランス・ブルターニュの郷土菓子、ファーブルトンです。

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こちらは素朴な焼き菓子。

ラム酒付けプルーンが入っており、生地の原材料は主に卵や牛乳、小麦粉、粗糖、バターなどのシンプルなもの。食感は、表面は多少カリッとしており、中はもっちり。(カヌレに似ています。)口にほおばった時の、ふわっとした優しい香りにこだわっています。その美味しい香りが一番楽しめる焼き立てが断然おすすめ。

毎朝、10時ころに焼きあがります。

以上の2つのお菓子が登場する代わりに、終了したお菓子もありまして、苺ショートと苺タルトが今年の12月下旬までさよならです。ラインナップから苺が消え、春だというのにpecheのショーケースはまたしても茶色一色。繊細さのかけらもない私の母に、「うんこ色のショーケース」と言われながらも、この色合いこそが私の愛するお菓子の色なのだと、幸せな気分でうんこ色のお菓子たちを眺めています。